検査について
検査を重視した治療
動物の場合は人間と違い直接症状を聞くことが出来ませんので確実な診断を下すためには検査を必要とすることがよくあります。もちろん飼い主さんから得られる状況や状態、表面から判断できるもの(触診・聴診・視診など)も大切な要素なのですがそれに検査を加えることでより正確な診断が下せます。当院では動物の状態を確実に判断するために、一般状態と合わせて血液検査やレントゲン、尿検査、エコーといった検査を行い治療していくことを推奨しています。
もちろん表面から判断できるようなものに細かい検査をする必要はありませんがある一定以上の病態があるときは検査によって状態を把握することが治療方針を決定する上で大切になってきます。病気や状態がはっきりしていて治療するのとある程度の推測で治療するのでは治療効果に大きな差が出てきます。費用に関しても検査費用は掛かりますが、その検査で確実な判断が出来、適切な治療を行うことが出来れば結果的に治療回数や余計な投薬をなくすことが出来、総合的な費用は変わらないということもよくあります。
何より動物にとってもそのほうが負担が少なくて済みます。