避妊・去勢について

メリット

当院では繁殖予定のない犬猫には避妊・去勢手術を受けることを推奨しています。飼育していくの上で利点や病気予防の観点から見ても動物にとっても有用です。

以下の病気予防効果が期待できます。

オス

肛門周囲炎・周囲腫
睾丸腫瘍
ホルモン性皮膚炎
前立腺肥大・腫瘍
会陰ヘルニア

メス

卵巣嚢腫
子宮蓄膿症
乳腺腫瘍
ホルモン性皮膚炎
子宮内膜炎
乳腺炎
鼠径ヘルニア

適齢期

時期は生後5、6ヶ月頃におすすめしています。

以前は早期の避妊去勢はホルモンバランスや成長に影響があるという見解もありましたが、現在は早期にすることによって病気的にも体の管理においても利点が多いという見解が主流となってきております。極端な例ですと生後3、4ヶ月で行っても問題はないという見解もあります。

避妊手術について

卵巣と子宮の摘出手術―基本日帰り。抜糸もありません。

去勢手術について

犬・・・睾丸の摘出手術―基本日帰り。抜糸もありません。

猫・・・睾丸の摘出手術―基本日帰り。抜糸もありません。